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お断りさせていただくお客様

①リフォームで重要なこと

 お店には色々なお客様が来店されます。
 人間、百人いれば百通り。一億いれば一億通りの性格の人間がいます。
 
 私は仕事を断ることがない人間なのですが、仕事を断った回数はゼロではありません。
 今回は「こういうお客様は断られることが多い」というテーマで書かせていただきます。
 私情がだいぶ入りますが、間違いを書くつもりはありません。
 
①無理を言うことを繰り返すお客様
 これはあっちこっちであることですね。
 無理の内容は様々ですが、だいたいが値切が激しかったり「そっちが損してもらって」と反社並みのことを何度も平然と言ってくる人です。
 この人は反社の人のことをギャンギャン言う資格なんかねえ。と思わせる人ですね。
(だいたいが恰好や雰囲気からわかるんですけど)


 私は100万かかる仕事を50万でやれと言われたとき、
「私に首を吊れと言いたいことがわかりました。私は死にたくありません。あなたに殺されるなんてまっぴらです」
 と返し、その場を片付けて帰りました。
 帰社後、親しい同業他社に「この人はこういうことを言ってくるから注意しろ」と連絡しました。
 
②見積期限をとっくに過ぎているのに昔の金額で工事しろと言うお客様
 見積を渡したけど残念ながら流れてしまい、幾数年。
 突然に「あの時の値段で工事して」と言われたことがあります。
 でも、資材の値段がそのときより4割ほど値上がりしており、
「今、その値段で工事することはできません。今は〇〇万の工事となります」
 と伝えたところ、お客様は騒ぎだしました。
 見積期限を説明し、お断りしました。

③常識が無さすぎる人や詐欺師
 現調、見積を終えて契約となった人がいました。(お客様ではなく、「人」と書きます)
 現調日時を伝えていたのに全く片付けがされていなかったために現調が大変でしたが、契約まで話を進めることができました。
 事件は契約時から始まります。
 この人はなんと、契約の説明中に居眠りを始めました。
 更に、契約の説明が終わる前に「面接の時間だから」と一方的に話を打ち切って店を出いていきました。途中退出の謝罪はありませんでした。その日、この人が店に再度来ることはありませんでした。
 私はこの契約はドタキャンされたものと捉えることとしました。

 同時に、この人にはもう関わってはいけないと考えることとしました。
 数日後、この人はしれっと来店しましたが、謝ることもせずに話し出そうとしたので、私はお引き取り願いました。

 あわせて、入店禁止とさせてもらうことを伝えました。

 この人は以下のことを我々に行いました。
①現調時に最低限の片付けをしていない。
(mm単位で計測しなきゃならない品の要望でした)
②契約説明中に居眠りする。
(話を聴かない。決まったことを聴いていないと言い張るであろう恐れあり)
③いきなり退出。その後、戻ってこない。
(退出することに謝りがない。連絡もない。契約ドタキャンしたと捉えられて当然)
④数日後、しれっと来て謝らず、自分の訊きたい聴こうとする。
 (先ずは謝ることからでは?)

 
 以上、常識があるのかどうかを疑うべき行為を繰り返していました。
 ①はまだ許せても、②~④は許されることでしょうか?
 常識がない人の家で工事をして、無事に完了できるでしょうか?仮に完了しても料金を支払う客でしょうか?
 私はこの人の仕事は受けてはいけないと判断しました。もしかしたら、詐欺師かもしれません。
(詐欺師はわざと非常識な行為を行ってきますから)
 とにかく、何か危険なものを感じたので工事を断りました。

 この人の話は続きがあります。
 後日、この人はスーパーマーケットで刑事事件になる直前のことを何度もしていることが伝わってきました。
(いずれも、スーパーの対応がしっかりしていたので、事件にはなっていないようでした)

 上記のことを聴いたとき、あの人は詐欺師かもしれないと感じていたことが正しかったことを知りました。
 同時に、日常的に店などで詐欺行為を繰り返しているのでは?という考えが浮かびました。
 例えば、財布だけ抜いた自分のバックをわざとスーパーにおいて、警察へ届け出があったら取りに行き、「中に入れてた財布がなくなっている!!あの店の従業員が盗んだんだ!!」と騒いで金をせしめるとかですね。
 私に対しての常識がない行為は詐欺が目的であったとすれば全て合点がいきます。
 不手際ととらえられることや、騒ぎにできそうなネタを見つけたらギャンギャン叫んで料金を踏み倒すつもりだったのではないでしょうか?

 詐欺行為がばれれば補助金返還どころか、裁判沙汰になって自分の損しかないのに。
 更に、今後の補助金及び助成金を受けられなくなるのに。

 詐欺行為に関しては邪推かもしれませんが、この人は邪推させてしまうほど簡単に信用を無くす人だったのは間違いありません。
 何らかの病気である可能性もありますが、何度も繰り返している時点で確信犯でしょう。

④同業他社から要注意の連絡があったお客様
 同業他社から、「この人は注意しろ」と連絡が来ることがあります。
 こちらからも「この人はこういうことするから注意して」と同業他社に連絡することがあります。
 他社から要注意の連絡が来る人というのは相当なことを起こしていることが多いです。
 トラブルどころではないことを起こしている人であることも珍しくありません。
 そのような人はお断りすることが多いです。

⑤前科が判明している人
 これは当たり前すぎることです。
 元とはいえ、犯罪者ですから信じることはできません。
 犯罪者であることを知っていて力をかすようなことはできるわけありません。

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