バリアフリーというと、「段差無し」や「階段手摺」、「玄関のスロープ」を想像されるでしょう。
赤ちゃんのように小さい存在なら、危険な場所に行かないように柵を作ることもバリアフリーと言えますね。
市町村によっては、バリアフリーのリフォームを行うことで、助成金が出るところもあります。
このバリアフリーですが、「助言を受けるまで考えたことがなかった」というお客様が結構います。
特に玄関やトイレ、階段など、体が上がり下がりするところであります。
トイレに手すりを付けた例。
こういうところに手すりがあることで、立上りの負担が大きく減ります。
言われると「あ、そうか」となるものですが、手すりがない習慣が身についてしまっていると気づきにくいものなのかもしれません
ぜひ、自宅内で「ここの段差で転んだなあ」とか「ここに手すりがあると安全なんだけどなあ」という場所を探してください。
年齢問わず、転ぶときは転びます。上がりにくい場所はあります。
危険な場所を安全にすることはお客様の命を守ることに直結します。
床の平面化は予算がかかることも多いですが、手すり一本は数千円くらいで買えます。
手すり一本でケガや入院の予防になるのなら、安い投資ではないでしょうか?