現在、インターネットが入っていない家庭はほぼありません。
特にお子様がいらっしゃる家庭はインターネットが入っていないと話しになりません。
学校の宿題で「ネットで調べて」なんてざらにありますし、ゲームはオンラインが前提となっていますから。
ネットの重要性は年々上がっています。
なので、私は部屋のリフォーム時にネットワークケーブル(以後、LANケーブル)の増設を提案することがあります。(特にお子様がいらっしゃる世帯)
「ん?無線ルーターがあるからいいんじゃね?」
というご意見もあります。ごもっともです。
しかし、室内状況によっては無線が届きにくい状況が発生することがありますし、お子様の部屋が離れている場合などは無線の電波が弱り切ってネットワークが遅くなってしまうことがよくあります。
(お子様によっては、オンラインゲームが趣味なので1フレームでも遅くなるのを嫌う強者もいらっしゃいます)
有線と無線、どっちが確実に信号を送れますか?当然、有線です。
有線なら極端に離れていなければネットワークが遅くなることはありません。
無線電波を増幅させる中継器を設置する方法もありますが、中継器の設定は慣れた人でないと「?」ということが多発します。
以上の理由から、LANケーブルの増設はとてもいい方法であると私は考えます。
LANケーブルを壁に通して、増設した例です。
右側の電話の差込口みたいなのが、LANケーブルにつながっています。
LANケーブル以外に、USBコネクタの増設もできます。
日々の生活でネットが占める割合は多くなる一方です。
自宅内のネット環境に不満がありながら、リフォームを考えている方はぜひLANケーブルの増設をリフォーム項目の一つに加えてください。
注意事項として、LANケーブルの配線工事、コネクタ設置は電気工事と同じく有資格者による工事が必要となります。
DIYでできる人もいますが、無資格者が行った工事が原因で何か起きた時はその人の責任になります。