リフォーム工事を始めるとよくあることが「あけてビックリ」です。
特に水回り設備や配管工事でよく発生します。下に例をはりつけます。
左がお風呂解体前。右が解体後出てきた木材です。気分を害するかもしれないので、小さ目にしてあります。
➡
右写真を見れば木材が傷んでいることがわかると思います。
浴室工事なので、下地の木材が傷んでいるだろうとは予想していました。ですが、解体してみると想像以上に傷みが進行していました。特に、右側写真の右下部分は土台という木材が無くなっていました。
写真は木材の傷みでしたが場合によっては外壁が穴だらけだったり、床材がブスブスだったりといろいろな傷みがあります。
外壁が穴だらけの例です。(実は上の写真と同じ現場)
まるでターミネーター2でジョンがシュワちゃんの革ジャンをのぞくシーンみたいですね。真ん中あたりを見れば穴じゃなくて切れ目があります。
当然、これらの傷みを放っておくわけにはいきません。できる限りの補修や交換を行います。(部材や場所によってはできないところもあるのですが)
予想外の傷みだったり、予想していた以上の補修が必要な場合、追加予算が発生することがあります。
施主(依頼主)によっては「追加予算が発生するならそのままでいい」と言われる方もいらっしゃいます。
ですが、施工する側はちゃんと直させてほしいというのが心情です。
追加予算を申し出るというのはそうとう傷んでいる、直さないと家が危ないという場合がだいたいです。
補修に関する追加予算の話が出てきたら、自らの目での確認とどういう工事をするかの確認をお願いします。