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分電盤を移設したほうが良いとき

⑫電気・ネット
昔ながらの分電盤

 分電盤。
 一般的にはブレーカーと呼ばれる家庭内電気の心臓部と言える器具です。

 分電盤が付けられている位置は様々です。
 脱衣場だったり、廊下だったり、キッチンだったりと各家庭によってバラバラです。

 今、選ばれやすい分電盤は蓋がついており、昔ながらのスイッチむき出しではなくなっています。

 この分電盤ですが、家によっては「え?ここに?」と思うようなところにあったりします。
 例えば、下の写真のようなところです。

←ガスコンロから2mも離れていない分電盤。

こんなに近いと分電盤は非常に汚れやすいです。
調理の油は想像以上に飛びます。

 既存の分電盤が後々に影響を受けるような場所にあるのなら、リフォーム時に移設したり交換することを薦めます。
 今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫なわけありません。
 移設しないのなら、せめて定期的な埃除去くらいはしましょう。
 分電盤の周囲は普段から掃除をされるエリアではないので汚れが溜まっていることが多いのです。

古い分電盤を外した例。

このお客様宅の分電盤もキッチン近くに設置されていたので、周囲に油が多くついています。
実は内部も埃まみれでした。これは清掃後の写真です。

 汚れている分電盤は本当にあっちこっちにあります。
 下手すれば火事になってたんじゃね?と思うぐらいのものだったこともあります。
 工事後の安全を考えて電気周りを考察願います。
 

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