日本は地震大国です。
日本の地震発生回数は世界で4位だそうです。(M5.5以上の地震を数えたとき)
2000年代になってから、福島県は大地震が3回もありました。
大きな地震のたびに多く出現する相談が「壁紙の破れを直したい」というものです。
この壁紙修繕ですが、簡単に直るときとそうでないときがあります。
その違いの見分け方をお伝えします。
修繕が簡単な場合。
これは、壁紙の表面だけが破れている場合です。
下の写真のように、軽度の破れのときですね。
人間でいえば、すり傷段階の話です。
←これぐらいであれば、壁紙屋さんの修繕が効きます。
あるいは、白いシーリングをまわして目立ちにくくするという方法もあります。
お客様によっては、自分で修繕できてしまうかもしれませんね。
修繕が困難な場合。
壁紙の表面よりも深い場所で損傷が発生している場合は壁紙屋さんでは対処しきれません。
下の写真のように、壁材そのものが壊れている場合です。
左の写真は、壁材が凸凹に変形しているし、右の写真は隙間が大きくなっていますね。
この段階の損傷だと、壁材や木材の交換から行わないと綺麗に修繕できません。
(お客様がクレイジーダイヤモンドを使えるなら話は別ですけど)
これぐらいまで損傷が激しい場合は地震保険が適用されると思うので、まずは保険屋に電話しましょう。それから工務店や修繕業へ連絡しましょう。