部屋の脱臭や除湿にはどのような方法を用いていますか?
窓を開けていますか?調湿用の機械を置いていますか?それとも、香をたいて臭いをごまかしたり部屋の角に湿気とりや炭を置いて部屋の湿気を吸わせていたりしませんか?
部屋の脱臭と調湿を行いながら、壁のインテリアとしても機能する製品があるのでご紹介します。
LIXIL の エコカラット です。
製品の特長を簡単に言うと、脱臭と調湿を行う貼付けタイルです。下記にリンクを張ります。
LIXIL | エコカラット (ecocarat.jp)
今回は、エコカラットの施工例と利点、仕組み、不利点をお伝えします。
エコカラットの施工例と利点
施工例です。
壁に貼られているタイルが脱臭と調湿を行います。
大きさ、模様は多岐にわたりますので、デザインにこだわる方の需要にも応えます。
トイレ、脱衣場、ペットのいる部屋、キッチン近く、玄関等、湿気と匂いに注意したい部屋に最適です。
このエコカラットの優れている点は脱臭と調湿を常時行うことです。
電気は使いませんし、表面は水や汚れをはじくように加工されています。
せっかくの部屋なのに湿気や臭いで悩まされている。脱臭したいけど、機械を使いたくないという方にピッタリの製品です。
仕組み説明
左図のように表面裏にある無数の穴が湿気を調整し、臭いを閉じ込めます。
効果期間は理論上、ずっとです。
湿気を調整することは梅雨の不快感やカビ、ダニの発生をおさえ、冬場は乾燥した空気に潤いを与えます。
つまり、湿気と臭いの問題を大きく改善してくれるのです。
その力は、同じような効果を発揮してくれる珪藻土の倍以上です。
興味を持たれた方はぜひご検討ください。
欠点
調湿、脱臭、部屋のアクセントに大きな効果を発揮するエコカラットですが、欠点もあります。
部屋が広くなるほど、必要とされるエコカラットの面積が増えることです。
更に壁紙のように簡単に張替えができません。(だってタイルですもん)
下におおよその目安を載せます。
湿気と臭いは温度と同じく室内の快適さに直結します。
(正確には温度・湿気・臭くない の全てがそろって快適性を感じます)
温度が注目されがちですが、湿気と臭いも同じくらいとらえていただきたく思います。
エコカラットによる工事をお考えのときは大きさ、模様を楽しみながらお選びください。