ダイです。
コロナ流行をきっかけに、室内ペットを飼う家庭が増えたとよく言われています。
猫、犬、鳥、トカゲ、金魚 等と室内ペットの種類はいっぱいあります。
水槽で飼える金魚やトカゲ類は場所こそ取りますが、家への影響は大きくありません。
鳥も鳥かごで飼育されますから、家への影響は小さいでしょう。
ですが、犬や猫、爪がある動物は床や壁への影響が絶対にあります。
室内犬や猫を飼っている方は既に気づいているでしょう。
犬、猫は爪を立てる行動をするからです。
特に猫ちゃんがいる家では顕著です。
猫ちゃんの習性には狩りがあります。よって爪をたてる、爪を研ぐことを消させることはできません。
せっかく綺麗な家に直したのに半年後、訪問してみると壁紙が爪ではがれてたり、床の表面材がはがれてたりという状況は非常に多いです。
飼い主さんにとってはペットも大事な家族なので、室内で飼いたいのは当然でしょう。
でも、壁紙や床が傷つくのはどうすればいいのか?
悩んでいるというお客様は多くいらっしゃいます。
解決方法の一つとして、私はこんな提案をすることがあります。
「じゃあ、傷がついても気になりにくい建材で工事をしませんか?」
と。
つまり、「傷ついてもいい建材を使う」ということです。
例えば、床には無垢材(木を削りだした材料)、壁には壁紙ではなく床と同じく無垢材を使って腰壁を作ってしまうのです。
無垢材は材料の芯まで全て木材でできています。
傷が目立ってきたら、紙やすりなどで削って傷を目立たなくさせることができます。
上にあげたのは例の一つです。
他にも方法はいろいろあります。
ペットとの同居が前提のお客様はペットにとっても気を配っていただくだけでなく、楽に同居できる環境にするにはどうすればいいか?を考えることで、お客様やペットの両方に快適な家になります。