どんな家電、設備でも耐久寿命があります。
現在は電子回路が組み込まれていない家電なんてありませんから、数十年前よりも家電が壊れやすい傾向があります。
「メイドインジャパンは壊れない」なんてのは30年以上前のこととなったのです。
ですが、家電を少しで長く使えるようにしたいのが人情。
長期利用できるようにするためには大事なことがいくつかあります。
それらを下に記します。
①定期的なメンテナンスと清掃をする。
②室内を清潔にする。快適な温度で家電を使う。
③充電する家電は満充電したら充電を止める。
④長期間のほったらかしをしない。
⑤何かおかしく感じたら、知ったかぶりせずに取説を読む。
はい、書いてあることは当たり前すぎることですね?
でも、その当たり前をしない人が非常に多いのですよ。
買って設置したらそれっきり。掃除なんて一度もしたことない。
とりあえず充電させときゃいいだろということでいっつも満充電状態。
前に使ったのはいつかなんて思い出せない。
なんかおかしいなと思っても多分〇〇だろと知ったかぶり。
以上のように家電を扱っている方が多いのです。
これを人間に例えてみましょう。
①は健康診断を受けず、入浴やシャワーもしない人。
②は自分の部屋を掃除せず、エアコンを使わない、換気もしない人。
③は腹が破裂寸前の状態なのにまだ食い続けている人。
④は全く運動をしない人。
⑤は体に異変を感じても医者に行かない人。
以上のことを全てしている状態でまともに動く体ってありますか?人間の体がおかしくなる状態でも人間に作られた機械なら大丈夫だなんて思っていませんか?
このように、機械を人間の体に例えてみると①~⑤が非常に大切なことがよくわかると思います。
機械類だって人間と同じように快適な環境で動き続けることができるのです。
実例として、スーパーコンピューターが置いてある部屋は年間を通して25℃ぐらいにしているところが多いです。
家電類を長く使いたければ人間と同じように扱うところから始めるといいのではないでしょうか。