ダイ です。
一日で洗面台の前に立つ時間というのは多い方でも30分あるかないかでしょう。
(洗面台の前でどのような作業をするか?という違いはあっても)
そのため、一台の洗面台を30年以上使っているお客様も珍しくありません。
今回は、ここ二十年ほどの洗面台の進歩ぶりで特に大きな点を3つお伝えします。
洗面台交換を考えているお客様は参考にしてください。
①ボウル部分が陶器じゃなくなっている。
洗面台というと、ボウル(器)部分が陶器であることをイメージする人が多いでしょう。
しかし、現在はボウル部分が陶器ではなく、樹脂や人工大理石のものが多くなってきています。
特に樹脂製ボウルはある程度の重量があるものを落としても割れることがほとんどないのでお勧めです。
もちろん、今でも陶器のボウルはありますが、それは値段的に安いものが多いです。
洗面台交換で最も多いのが「ボウルが割れたから交換したい」というものです。
新たな洗面台で樹脂ボウルを選ぶことで、同じことが繰り返すのを防げます。
②蛇口部分が壁出し式になってきている
洗面台の蛇口というと下図のように、下から出ている形を想像する人が多いでしょう。
最も多くイメージされる洗面台蛇口。
シャワー切替あり。
現在は下写真のように、壁出しで蛇口がついているものが主流です。
(安いものは下から出ているのが多いですけど)
壁出し蛇口。
こっちのほうが使い勝手がいい。
壁出し蛇口の利点は 水撥ねが減ること、洗面台の奥行きが増えることです。
(頭を突っ込んで洗ったりしやすいんです)
個人的な意見ですが、蛇口は壁出し式にすべきだと考えます。
蛇口の位置以外に、節湯(せっとう)機能付きの蛇口も多くなっています。
洗面台で節約できるお湯の量はそんなに多くはないでしょうが、ちょっとでも節約する機能はありがたいですよね。
③灯部分はLEDが主流
洗面台の照明というと昔は電球や蛍光灯でしたが、今は基本的にLED電球かLEDライトです。
洗面台の電球は使っている時間が長くないので、交換するのは何十年後になるんでしょうかねえ?
以上、洗面台が大きく変わった部分を3つお伝えしました。
他にも変わった部分、付け足された部分は多いのですが、それを一個一個書いているといつまでも終わらないくらいです。
また別の日に説明させていただければと思います。