洗面台を選ぶとき、値段の次に悩むのが一面鏡にするか?三面鏡にするか?でしょう。
だいたいのお客様は迷わずに一面鏡にするか三面鏡にするかを判断します。
多分、使用中の洗面台と同じ形のものを選んでいるだけではないかと思います。
今回は一面鏡と三面鏡の利点をお伝えします。
一面鏡の利点。
①三面鏡に比べて安い
一面鏡が選ばれている一番の理由がこれです。
というより一面鏡の利点は値段以外あるんですかねえ?
私には思い当たりません。
三面鏡の利点
①収納力が高く、内部に埃が付きにくい。
三面鏡が一面鏡と比べて最も異なるのが収納力です。
鏡内の全てが収納部分なので、かなり多くのもの、大きなものを詰め込めます。
過去のお客様には、上から下まで雑巾を詰め込むために三面鏡を希望したお客様がいました。
そして、三面鏡は鏡で蓋をするようにできていますから、収納内が埃まみれになるのを防げます。
一面鏡の物置ボックスは簡単に埃まみれになりますので、定期的に掃除してあげる必要があります。
そして、一面鏡にありがちな色んなものを置いているゴチャゴチャ感が無くなります。
↑一面鏡から三面鏡に変わり、スッキリした例。
ゴチャゴチャ感が消えているのがわかりますよね。
②コンセント類も鏡内なので、水がかかる心配が少ない。
洗面台の鏡部分には普通、最低一個はコンセントがあります。
三面鏡のコンセントは鏡内にコンセントが二個あるものが多いです。
鏡内のコンセントには水がかかる心配が少なくなります。
③横顔が見れる。
一面鏡は自分の横顔を見ようとすると、手鏡などを使わないと見れません。
三面鏡は左右の鏡を折り立てて、合わせ鏡にすることで自分の横顔が確認できます。
自分の横顔が他人にはどう見られているかを確認できるんですよ?
もてたい性少年(青少年にあらず)には大事なことですよね。
え?!「俺はもてたいと思ったことない?」……何をひがんでいるのさ。
④三面鏡ならではの機能が付いているものがある。
三面鏡とは名前の通り、鏡が三つあります。
これを活かして、左右の鏡がアームによって飛び出してくる構造の洗面台があります。
(TOTOのスウィング三面鏡など)
鏡が前に出てくることで、髭剃りや化粧が行いやすくなったり、腰痛の人がかがむことなく鏡を使えます。
以上のような三面鏡ならではの機能が付いている洗面台が多くあります。
灯りが上ではなく正面に付いていたり、三面鏡の下に化粧瓶を置けるものなどいろいろです。
TOTOのスウィング三面鏡写真。
鏡を左右どちらからでも開閉できて手前に引き出せる優れもの。
以上、一面鏡と三面鏡の利点でした。
個人的には、三面鏡をおすすめします。
脱衣場はゴチャゴチャしやすい場所ですので、整理できる、スッキリできるというのは非常に大きいと思います。