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浴室を清潔に保つには?

③浴室情報

 住宅で最も多くの水、湯を使う浴室。
 入浴後に浴室内の水気を取らずに上がり、長時間浴室内を湿らせてしまうお客様が多くいらっしぃます。
 浴室を湿ったままにしておくと次に入る方が快適でなかったり、カビの原因になったり、床がカビにまみれたり、浴室に取れない臭いがしみ込んでしまったりと良いことがありません。
 
 これらを防ぐには、入浴後に水気を切ってから上がればいいのですが、いちいち細かくしていると時間がかかってしまいます。
 なので、入浴後の水気をとるのを早くする方法をお伝えします。


①水切りワイパーを使う。
 最も簡単かつ、時間が短くて済む方法です。
 ちょっとした作業であっという間に浴室内の水気を落とせます。
 私は自宅の浴室にこれを常備してあり、入浴後に壁、カウンター、ドア、床の水気を切ってから出ます。
 所要時間は2分かかりません。

特別なものではなく、一般的に売っているもので十分効果があります。
大きさは片手サイズより大きくなると置き場所に困ってしまいます。
マグネットタイプのものなら、壁にくっつけておけば好きな場所に置けます。

②水気を拭きとる。
 ワイパーとセットで行うと一気に効果を高めることができる方法です。
 ワイパーをかけた後、残った水気を拭きとるだけで浴室内の湿気は大きく減っていきます。


③入浴を終えたらお湯を抜く。
 入浴後、使わない湯をさっさと抜きましょう。
 洗濯に使わないともったいないと思うなら、さっさと洗濯を済ませてください。
 浴槽内に湯や水をためておくのは湿気の大元を溜めておくことです。
「でも時間が……」とか「だって音が……」とか言う人はここから先の記事を読む必要はありません。戻ってください。
「でもでもだって」はいらねえんです。
 実は洗濯は入浴直後の湯のほうが適しています。
 それに、お湯でお湯取りホース内や洗濯槽内のカビをある程度流してくれる効果もあります。
 知っていますか?
 お湯取りホースの中はカビだらけなんですよ?
 おまけに冷めた残り湯はカビ、雑菌の天国です。
 つまり、節約しているつもりでも、カビだらけのホースを通ってきた雑菌天国、カビ天国の湯で洗濯しているんですよ?

そんな湯で洗濯してどこが清潔なんですか?
カビと雑菌の種が山盛りの衣類がきれいなんですか!?
ねえ?!
 ならば、熱々の湯でホースの中や浴槽の中を洗濯し、カビを少しでも少なくしたほうがいいに決まってます。
 だから入浴後はさっさとお湯を抜いてください。


④換気扇を回し続ける
 何度もしつこく書いていることですが、浴室を乾かしたり清潔に保つには換気扇を常時回し続ける必要があります。
 どんなに拭き取ったってわずかな水は絶対に残ります。
 浴室内に空気の流れを作り、わずかな水を乾かすのが換気扇の役目です。
「でも電気代が」とか言う人は Go back!!
 何言っても聴きやしない人にこの記事は意味ありません。帰ってください。
 一円を惜しんで一万円を損してください
 換気扇の電気代が惜しいなら駆動時間が少なくてすむよう、水切りワイパーで水を切ればいいんじゃないですか?
 水気を拭き取ればいいんじゃないですか?
 残り湯を使ってさっさと洗濯して、湿気の大元を無くせばいいんじゃないですか?

「でもでもだって」を言うやつは絶対に何一つしません。
 だから帰ってください。

 以上、最後はかなり口調が荒くなりましたが、実際に経験してきた事例を述べさせていただきました。

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