点検口というと、脱衣場やキッチンに付けられていることが多いです。
この点検口ですが、お客様によっては無い家もあります。
果たして、点検口は本当に必要なのでしょうか?
今回は点検口の種類、必要性をお伝えします。
点検口の種類
点検口は主に天井型、壁型、そして床下型に付けられるものの3種類があります。
役目はいずれも、天井内部、壁内部、床下に潜るためのものです。
天井点検口はユニットバスにもあり、新築ですとお風呂の点検口だけが天井裏の入口という家もあったりします。
他にも、押入の天井が入口になっている家もあります。
壁点検口は一般住宅ではほぼ見かけません。店などではたまに見かけます。
床下点検口は冒頭で書いたように脱衣場、キッチンにつけられていることが普通です。
点検口の必要性
点検口は必要か必要ないか?
結論を言うと「一般家庭なら、天井と床の点検口は必要」と私は考えます。
点検口は名前の通り、点検のための入口です。
特に天井裏、床下で異常が発生したときは点検口からしか入ることができません。天井や床を壊すならいらないでしょうけど、直す手間がかかります。
出番がないほうがいいですが、いざというときのために点検口を付けることをおすすめします。
お風呂からの点検口は周囲が壁で区切られている場合、浴室の天井裏しか覗けないので、
壁型点検口は壁の中に人が入れるほどのスペースや、ひんぱんに壁の中を覗く必要があるとき以外はいらないと思います。
ご利用者様の天井裏、床下状況によっては本当に点検口がいらない場合もあるでしょうが、点検口はつけることをおすすめします。