以前の記事で、リフォーム時には捨てる行為を勧めました。
いらないであろうものなのに工事開始までに捨てられておらず、「一緒に捨ててくれない?」と言われやすいものを紹介します。
ご自分が捨てるときの参考にしてください。
「ついでに捨ててくれない?」と言うお客様。
ハッキリ言って迷惑です。別料金頂きます。
そもそも、見積書のゴミ処分料金は工事のときに出るゴミに関してかかる料金です。
①壊れた家電製品類
壊れた家電製品を捨てない方はビックリするほど多くいます。
特に多いのが、TVなどの映像機器やオーディオ機器です。
VHSのビデオデッキやテープ、カセットデッキやテープ、レコード類、フィルムカメラ 等
将来売れるプレミアものなら保管しておくのもいいでしょうが、売れないなら捨ててしまうべきです。
②雑誌類
いつ発売されていたのかがわからないほど昔の雑誌を補完していたり、学術誌を毎号買っていて本棚に並べているお客様は男性に多いです。
でも、雑誌は基本的に消耗品です。掲載されている情報はどんどん古いものなっていき、価値がなくなります。
私が担当した現場で、「おそ松くん」が掲載されている少年サンデーを発見したことがありました。
お客様の物持ちの良さに感心しました。
③食器類
最近は家族の少ない家が多数派です。
なのに、食器棚を見ると十人分以上の食器が入っている家が多いです。
だいたいが年に何回かどころか、数年に一回も使わない状況となっている家庭です。
普段使いする分以外は捨ててしまいましょう。
リフォーム時に食器棚まで処分すれば、増えることもなくなります。
④かつての趣味類、コレクション類
やめて久しい趣味の品々とコレクションで部屋を埋め尽くしているお客様は、やめた趣味、コレクションにも関わらず、捨てようとしない方が多いです。
この気持ち、私も非常によくわかります。(私の趣味は貴重な書籍集めでした)
でも、
本当に大事なコレクション以外は捨ててしまいましょう。
捨てたくないなら、専用の部屋を作ってしまいましょう。
専用の部屋が作れないなら……あきらめて捨てましょう。
私は捨てました。
⑤使わない仕事道具
これは引退した現場作業員や個人事業主だった方に多いのですが、かつての仕事以外に仕えない道具を捨てずに置いている方です。
どでかい鋸、カッター、伐採用具、草刈り機、梯子 など仕事道具は星の数ほどありますが、日常生活で常に使うものってどれぐらいあるでしょう?
使わない仕事道具はさびれていく一方です。
処分するか売り払ってしまいましょう。
⑥家具類、寝具類
どでかいタンスとその中に入っている何年も着ていない服。
十人分以上はあろうかという寝具の数。
かつて、大人数が暮らしていた家で多く見る光景です。
今現在、必要な数はどれぐらいでしょうか?
以上、よく捨ててほしいことを言われるものでした。
あなたの家に何年も使っていないものはいくらありますか?