毎日、どこかの家で窃盗や強盗が起きています。
町や集落から離れている家は入られ放題ですし、大きな家は目立つので窃盗犯から獲物にされやすいです。
個人的には「ポツンと一軒家」のような番組は窃盗犯たちに入りやすい家を教えているようなものだと思っています。
福島県の浜通りは少なくない金銭を持っている家が多いので日本全国から窃盗犯、強盗犯がやってきています。
報道されたようにリストが作られているのも要因の一つでしょう。
防犯対策として最も重要なことが「この家に入るのは時間がかかりそう」「入るのが面倒くさそう」と思わせることです。
なぜなら、窃盗犯たちが最も嫌うことが時間がかかることなのです。
時間が経つほど見つかる危険が高くなるわけですから。
彼らは侵入する前に必ず下見を行います。
なので、下見の段階で「時間がかかりそう」「面倒くさそう」と思わせるにはどうするか?が重要となってくるわけです。
下見段階で窃盗犯をあきらめさせるいくつかの方法をお伝えさせていただきます。
「ALSOKなどの警備会社に入っているから大丈夫」と考える方は今すぐその考えを捨ててください。
もし、本当に家に入られても警備会社が来れるのは全てが終わった後です。
ほとんどの場合、窃盗犯が活動している時間というのはとても短いのです。
方法①窓や玄関を厳重にする。
基本中の基本です。
窓には面格子を入れたり、窓の大きさは人が通れないほどの狭さにしてしまいましょう。
内窓を入れると、そこにも時間がとられることとなります。
玄関はカギが複数必要なものにしたり、チェーンロックを日常的にかけましょう。
方法②センサーライト、監視カメラ、防犯ブザーを付ける。
敷地内に人感センサーライト、監視カメラ、防犯ブザーを付けることで、誰かが敷地内に入ったことを知ることができます。
窃盗犯の心理に「見つけられる」と思わせる効果が大きいです。
特に街中では大音量の防犯ブザーが効果的です。
方法③中を見られないよう、目隠しを多くする。カーテン類は閉じる。
室内に日光が入ることを好む人はカーテンを全て開いてしまって、昼間は外から丸見えとなってしまいます。
窃盗犯らはこのとき、室内の様子を観察します。
カーテンを閉じたり、室内が見えないような目隠しを設置しましょう。
ガラスを曇りガラスにしてしまうという方法もあります。
方法④番犬
古来からある方法です。
愛犬家なら何の問題もなさそうですね。
最近は番犬の攻略方法もいっぱいあるようですが、長く続けられている方法です。
方法⑤警備会社のシールをあちこちに貼る。
先ほど、「警備会社に入っているから大丈夫という心理は捨てて」と書きましたがシールそのものには心理的効果があります。
警備会社のシールを見たとたんに「やめとくか」となる窃盗犯は一定数います。
日本で行われているのは上の方法が主です。
アメリカのように不法侵入者には銃を向けてもいいのなら強く防犯を意識する必要がないでしょうけど、日本の一般家庭は銃が所持されていないのが普通です。
ですがこれだけ事件があいつぐと、正当防衛のためなら凶器所持しても良いというように法が変わるかもしれないですね。