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食洗器を導入すべき家族数。

④キッチン情報

 キッチンリフォーム時、食洗器を付けたいという相談は3件中、1件ぐらいの割合です。
 世帯としては依頼主夫婦が40歳前後から50代後半までが多く感じます。

 食洗器を導入することのメリットは
①洗う手間が省ける。
②時間節約。
③節水、節湯効果が高い。
④除菌効果。
⑤手荒れを防げる。特に冬場は効果大。

 が主なもので、分野的に時間、お金、衛星と多分野にわたります。
 いずれも家族人数が多くなるほど得られる効果が高いものです。
 逆に、人数が少ないと効果があまり得られないと言えます。
 じゃあ、食洗器を入れたほうがお得であると言える人数は何人からか?を考えてみましょう。

一人暮らしの場合。
 これは食洗器を導入する必要はないですね。
 一人暮らしで使用する食器や調理器具なんてたかが知れています。
 食洗器が動作している時間より人が洗ったほうがはるかに早いです。

二人暮らしの場合。
 これも一人暮らしと変わりません。
 私は母と二人暮らしで、食後の食器を洗うのは私の役目です。(ついでに鍋も洗います)
 所要時間は洗った後に食器を吹く時間を入れても10分あるか無いかというところです。
(鍋は吊り下げて勝手に乾燥させます)

三人暮らしの場合。
 家族人数が三人となってくると使う食器数が多くなってきます。
 食べる量や調理数も多くなってくるからです。
 食べ盛りのお子様がいたり、食事での品数が多い家庭の場合は食洗器があったほうが楽できる家庭が出てくるでしょう。

四人暮らしの場合。
 家族数が三人から四人になると負担感が一気に増します。
 仮に一人なら3皿で済んだ食事が4×3=12皿。
 4皿なら16枚です。品数が多い家庭となるともっと増えるでしょう。一緒に洗わなくてはならない調理器具もかなりあるはずです。

 時間だけでなく、水の量、お湯の量が増えて洗う人の手荒れも増えるのは明らかです。
 それに調理器具は鍋だけではありません。しゃもじ、お玉、ターナー、などいっぱいあります。
 ここまで来るとさすがに食洗器があったほうが楽と言えます。

 以上の結果(というより経験談)から4人以上の家族数ということであれば食洗器の導入をお勧めします。

 

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