近年、肥満の方が増えているために体形を維持することが注目されています。
休日になるとあちこちで歩いている人を多く見かけますね。
筆者も77.7kgのスリーセブン近くになってからダイエットを始めて、現在は62前後を行ったり来たりしています。目標はちょうど60です。
今回は室内でも運動できる部屋を考えるときはどうすればいいか?をお伝えします。
え?ジムへ行けばいいじゃねえか?あるいは敷地内に運動専用の倉庫作ればいいじゃねえかですって?
近くにジムがあるならジムへ行くの最適解でしょうけど、市街地から離れている人は移動時間だけでけっこう取られます。
運動専用の倉庫を作るとなれば、予算は天井知らずという化け物倉庫ができあがりです。
(自分の趣味に数百万単位の予算がかけられる人ならいいでしょうけど)
よって、今回は自宅内でのトレーニング「宅トレ」を行う前提で書かせていただきます。
まずは室内で運動するときはどんな問題が発生するか?です。
問題①音
室内の運動で発生する二大問題の一つは音です。
着地音のように低く響く音は隣家より遠い家にまで聞こえることがあります。
問題②振動
二大問題のもう一つは振動です。
これは隣家よりも自宅への問題です。
極端に大きな振動は地震かと思うほど大きいときがあります。
問題③広さ
室内で運動するにはある程度の広さが必要です。立ったままや座ったままでできるトレーニングなんて効果が知れています。
そして、トレーニング器具が多くなるほど置き場所が必要です。
更に、エアロビクスなどのようにAV機器を使ってトレーニングする人には機器の置き場所が必要です。
問題④床の損傷
とんだりはねたりするトレーニングをすると床を大きく傷つけます。
トレーニング機器も使い方や置き方で床を大きく傷つけます。
引きずったりしたら悪夢です。
問題⑤汗臭さ
トレーニングする本人はわかりにくいですが、汗をかいた後はかなり汗臭いです。
ペット臭ほどではありませんが、対策をしないとあっという間に臭いが定着してしまいます。
問題となりやすいのは上記の五つです。
これらが解決できれば室内での運動も気兼ねなく行えます。
では、問題解決策は?
解決策①音と振動
音と振動は防音壁材、防音床マットを使うことで大きく減らすことができます。(ゼロにはできませんけど)
窓から出ていく音は二重サッシや内窓を入れることで減らせます。
同居家族に少しでも音や振動での不快感を味あわせたくないなら、運動用の部屋はリビングや寝室から最も遠い場所にすることで、音と振動をより感じにくくさせることができます。
解決策②広さ
腕立て伏せやスクワットのように自重トレーニングが主な人は4畳半あれば大体のトレーニングができます。
器具を使うトレーニングが多い人は器具の数によって広さを変えるか、あらかじめ置く機器を決めておくべきです。
もし、後に器具が増えていくのであれば8畳以上必要なのは間違いありません。
解決策③床の損傷
床の損傷を防ぐ最も簡単かつ確実な方法はマットなどのクッションを敷いてその上で運動することです。特にローラーなど車輪を使う器具での運動をするとなるとクッションがなければ確実に傷やへこみがつきます。
床材そのものを堅いものにすることで傷をつきにくくすることはできますが、完全に傷つかない床材などありません。
解決策④汗臭さ
臭いの最も簡単な対策は換気扇を付けることです。
換気扇がなければ窓を開ければいいので、リフォーム時に窓を大きくするという方法もあります。
LIXIL の エコカラット という脱臭機能と調湿機能を持った建材を使うとなお効果が上がります。