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TVアンテナの種類と建て方

⑫電気・ネット

 福島県の相双地方は福島と宮城両方のTV周波数が入る地域です。
 だいたいの家庭で福島と宮城の両方を見れるようにしていることが多いです。
 今回はアンテナの種類と立て方についてお伝えします。
 地上波用アンテナは3種類、衛星用アンテナは1種類です。
 立て方については3種類です。

地上波用アンテナの種類
八木式アンテナ

地上波用のアンテナというとこれです。
昔からある形で人によってはムカデアンテナと言ったりします。
構造上、電波を増幅させやすい形なので、安定した地上波視聴がしたいときはこれを選ぶべきです。
欠点はデザインの悪さでしょう。外観を損ねやすいです。
そして屋根上につけていた場合、倒れたら屋根に傷をつける恐れがあります。


平面アンテナ

板状の形をしたアンテナです。
軽量なので取付作業がしやすく、八木式アンテナのように家の外観を損ねやすい心配がほとんどありません。
取付け場所は外壁の隅になることが多く、軒下につければかなり長持ちします。
欠点は八木式よりも視聴の安定性がないことです。
(TV電波が弱い地域では八木式でないとダメなときがある)


ユニコーンアンテナ

ポール型アンテナとも呼ばれ、円柱の形をしたアンテナです。
平面アンテナよりも家になじみやすいデザインなので、家にアンテナを立てているように見せたくない人にはこれがいいと思います。
欠点は平面アンテナと同じように八木式よりも視聴の安定性がないことです。
そして、世間に出回りだしたのが最近なので費用が高くなりがちです。


衛星用アンテナ
パラボラアンテナ

衛星放送用というと、BS、CSともこの皿形アンテナです。
皿の大きさが数種類あります。(大きいのだと1M以上)
以前はBSとCSでアンテナを別々に設置していましたが、マルチアンテナという1台でBSとCS両方受信できるアンテナが普及してきました。
衛星放送は4Kや8Kの番組が増えているので、新規設置するなら4Kや8K対応の品を選んでおくべきだと思います。
 

アンテナの立て方
屋根上

最も多く見かける立て方です。
屋根上に立てる理由は電波受信の効率が最も良いからです。
取付け、メンテナンスに関しては最も危険で、地震が起きたときにアンテナが倒れたら屋根を傷つける心配があります。
なので、最近の新築では見かけなくなっています。
(電波状況によってはこれで付けるしかないときがあります)


サイドベース

家の角や外壁に取付け金具を使って取付ける立て方です。
最近の新築はこれが多くなっています。(地震が多いので、アンテナが倒れても家への被害を少なくする狙い)
平面アンテナ、ユニコーンアンテナはまずこの付け方です。
とんでもない強風が吹いたときは金具の根本から折れる心配があります。そして、電波受信の感度は屋根上タイプより落ちやすいです。


ポール、電柱立て

敷地内のポールや電柱にアンテナを立てる方法。
敷地内に自営柱(じえいちゅう)を持たない家ではできません。
市町村や地区によってはこの立て方以外はだめなところがあったりします。家に触れない形でアンテナを立てることができますが、アンテナケーブルの長さが最も必要となります。


アンテナを使わないでTVを見る方法。
 追加で、アンテナを使わないTV視聴の方法です。
 最近はネットでTV視聴する家庭が増えています。
 各TV局が配信しているアプリ、Amazon primeやNetFlix、U-Next など有料の動画配信、光回線のオプション等、色々な視聴コンテンツがあります。
 自分が見たいチャンネルの多いところはどこか?とにかく数多く見たいのか?いろいろと比べて決めるのがいいでしょう。

 都市部のこととなりますが、ケーブルTVを契約することでアンテナを使わずともTV視聴ができます。
 都市部住まいだけど近くに新幹線が走っていたりして電波状況が悪いときは有効な手段です。
 ですが、最も注意するべき点としてネットであろうとケーブルTVであろうとNHKを見る場合、受信料は原則発生します。
 

 

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