隠居部屋やはなれなどにキッチンや洗面台を新設するとき、給湯器からの配管が遠くなりすぎることがあります。
配管が遠くなるとお湯が出てくるまで時間がかかるため、ちょっとした洗い物にお湯が使いたくとも出てくるまでに用が終わってしまうなんてことが発生しやすくなります。
更に、配管を通す距離が長くなるほど料金がかかり、作業が手間になってしまいます。
給湯器からの配管をせずに自由にお湯を使うにはどうすればいいか？
答えは、瞬間湯沸かし器 か 電気温水器 を付けることです。
多少の料金はかかりますが、お湯がすぐ出てくるので非常に便利です。
都会のアパートでは、今でもキッチンに瞬間湯沸かし器が付いていたり、洗面台には電気温水器が付いているところが多くあるくらいです。
瞬間湯沸かし器、電気温水器の両方とも良い点と不便な点、適した場所があります。
それらをお伝えしますので、導入を考えている方や交換を考えている方は参考にご利用ください。
| 瞬間湯沸かし器 | 電気温水器 | |
| 適した場所 | キッチン | 洗面台 |
| 必要工事 | ガス接続 | 電気コンセント、アース |
| お湯のつくり方 | 湯沸かし式 （その場で沸かす） | 貯湯式 （温めたお湯を溜める） |
| 注意点 | 必ず、換気できる場所に付ける （火でお湯を沸かすから） | 湯を使いきると新たに湯が溜まるまで湯が使えない |
| 工事料金 | 安目 | 製品による |
主な特徴は以上になります。
なお、瞬間湯沸かし器と電気温水器が対象の補助金や助成金は現在ありません。
（補助金を出すには金額が小さすぎる工事にしかならないからでしょうね）
