「倉庫で快適に休めるよう、改修をしたい」という相談を受けましたので工事を行わせていただきました。
打合せの結果、下図のように工事することが決まりました。
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主に工事するのは左側の土間エリアです。
内装工事以外にも多くの工事が発生しましたので、工事を行った順に紹介していきます。
今回の記事は本格的な大工工事直前までの紹介とさせていただきます。
①室内片付け
最初に行うのは室内の片付けです。
今回の倉庫は工事前に多くのものが置かれていましたので、内部を空にします。
②断熱材入れ
工事を行う建物は完全な倉庫用途に作られたので、断熱材が入っていません。
大工作業を始める前に壁と天井に断熱材を入れます。
↑壁材を取ったあとと天井裏の写真。
見ての通り、断熱材がありません。このままでは見かけ上綺麗になっても快適性を満たせません。
↑断熱材を入れた状態。
断熱材は室内の快適性に直結します。ケチってはいけません。
天井は一部分を外し、そこから中に入って断熱材を敷き詰めます。
断熱材を入れた後は、壁を張付けなおします。
③コンクリートカット工事
倉庫内には水道が通っていません。
水回り設備を使えるようにするには給水管と排水管を通すための工事を行う必要がありますが、外はコンクリートで埋められています。
給水管と排水管を通すためにコンクリートをカットして、道を作ります。
コンクリートのカットは非常に危険かつ、慣れが必要な作業です。
私ではできないので、設備担当業者にカットをお願いしました。
④室内の給排水管工事と養生
土間部分に床を作ると、配管類を通しにくくなってしまいます。
なので、床工事前に配管類を通しておきます。
更に、洋室部分の床を養生して荷物置き場として使用できるようにします。
ここまで進めて本格的な内部工事開始です。
次回は倉庫改修工事②です。