寝具としてとても大事なベッド。
皆様は部屋のどこに置いていますか?
いくら何でも部屋の真ん中にドーンと置いている人はないと思います。
←部屋のど真ん中に置いた例。
な……なんということだ、部屋の主役がベッドになってしまった!!
お、おそろしい。一見しただけで使いにくい部屋であることがわかる!!
ということで、ベッドを置くとして良い部屋は?室内にベッドを置く場合に最もいい場所はどこか?を考えてみましょう。
先ずはベッドを置くのに適さない部屋を考えてみましょう。
(逆に考えると、答えが出やすいですから)
①6畳以下の広さの部屋
ベッドは年がら年中、一定のスペースを占拠します。
なので、部屋の広さがないところには向きません。
小さいベッドでも6畳からでないとスペース的にきついと考えます。
ちなみに、ベッドを部屋のど真ん中に置いた例のCGは8畳間です。
部屋の使い方によっては、8畳でもきついでしょう。
②通気性がない部屋
ベッドが置いてあるということは、空気の淀むスペースがあるということです。
置きっぱなしのベッドはその部分の空気が淀みます。
淀んだ空気は部屋そのものを傷めます。特に床に大きなダメージを与えます。
窓も換気扇もない部屋にはベッドを置くべきではありません。
③入口が狭い部屋
ベッドを入れる際に最も問題となるのが入口サイズです。
基本的にベッドは組み立て式のものなので、部品さえ部屋に入れば組み立てできるのですが、品物や部品によっては入口を通らないものがあるかもしれません。
④ものが多い部屋
多趣味な人、コレクションが多い人の部屋には必然的に趣味、コレクション物が多くなります。
人によってはベッドを置くスペースが無くなるくらいに集まっている人もいるでしょう。
以上、ベッドを置くのに適さない部屋をあげてみました。
これらの不適格な条件の逆なら、ベッドを置く部屋の条件として適切であると言えますので、
ベッドを置くのに適した条件はスペースの広さと通気性、入口が確保されており、そしてベッド以外のものが多くない部屋であることがわかります。
要は狭い部屋にはベッドを置いてはいけない。ベッドを置きたい部屋にはむやみにもの置くな
ということですねえ。
西洋のように寝室専用の部屋があるならいいでしょうけど、日本じゃあ難しいように思えます。
そもそも、日本は寝床を敷くことで確保する生活が長かった国ですから当然のことかも?
続いて、ベッドを置くべき場所の考察です。
先ずはベッドを置くべきではない場所を考えてみましょう。
①窓の直下(二重サッシや内窓化されているなら大丈夫)
窓の直下というのはもろに暑さ寒さ、騒音が来ます。
特に、ペアガラスが標準となる前のシングルガラス直下はひどいです。
冬場に寒さで寝れなかったり、騒音で寝れなかったりと健康に害となりやすいです。
ただ、現在標準のペアガラスサッシや内窓を入れてあるなら問題ない場合が多いです。
②部屋のど真ん中
この記事の冒頭で書いたことですね。
部屋のど真ん中にベッドを置くと何をするにも不向きな部屋となります。
ただ、非常に大きな部屋だったり、寝るためだけの部屋であれば問題はないでしょう。
③エアコン直下
窓の直下以上に避けるべき場所です。
冬場はエアコンの温風により温かいですが、夏場の冷風直下は簡単に健康を損ねます。
エアコンの冷風を浴びながら寝てしまい、凍死した事例もあるんです。
④空気の溜り場
空気が循環しないところにはいろいろと悪いものが溜まります。
病原菌、汚れた空気、汚染物質、アレルゲンなど人間にとっての有害物質が溜まるのです。
汚染された空気に毎日、長時間さらされてピンピンしている人間なんているわけありません。
実体験としてかない場所はいろんな意味でよくありません。
実体験として理解できる方も多いと思います。
以上、ベッドを置くべきではない場所の考察でした。
置くべき場所ではない逆を整理してみると、
窓の直下じゃなくて、部屋のど真ん中じゃなくて、エアコン直下じゃなくて、空気の溜り場じゃないところ
ということになります。
ベッドを置くのに適さない部屋、置くべきじゃない部屋を整理すると、通常の部屋ならなにかしら引っかかるものばかりです。
ベッドに適した条件と場所ってまず無いですね。
それでも、ベッドのほうが良い方は非常に多くいらっしゃいます。
全てを満たすことはできなくとも、妥協できる部屋と場所を選んでベッドを置いてください。