浴室リフォームのときによく見る事例が浴室に対して脱衣場が小さすぎたり、浴室が小さいのに脱衣場が大きすぎることです。
過去のお客様ですが、下図のような脱衣場と浴室でした。
浴室が大きめ、脱衣場は狭めなのですが、洗面台と洗濯機が向かい合って配置されています。
使いにくいことが簡単に想像できます。
←実際の現場写真がこれです。
このままでは洗面台の扉が開きませんし、鏡前での作業が非常にしにくいです。
あきらかに設置ミスです。
ヘルメットおじさんブラックがいたらツッコミまくりです。
「洗面台が開けられません!物を入れられません!お前たちを食ってやろうか?!」
という感じの笑劇が繰り広げられることうけあいです。
このお客様ですが、当初は脱衣場をそのままにして、浴室交換だけを行うつもりでした。
私はビックリして「この状態は使いにくくてしょうがないでしょう?」と訊いたのですが、当のお客様はこの環境に慣れきっていておかしいとは微塵も思っていませんでした。
工事は、下図のように行いました。↓
脱衣場を広げ、洗面台と洗濯機を横並びに変えました。
動きやすく、設備を使いやすくしたことでストレスが減りました。
浴室の工事とあわせて脱衣場の工事を行うと、それまで不便だったものが大きく変化します。
特に片方が広すぎたり、狭すぎたりする場合は思い切って間取りを変えることをおすすめします。