現在、浴室で使われている風呂蓋は「断熱蓋」と「巻き蓋」の二つです。
断熱蓋は名前のとおり断熱性に優れており、巻き蓋は場所を取りませんし多くの浴槽に流用できます。
浴槽の蓋は断熱蓋を選ぶべきです。
理由を下に書きます。
断熱蓋にすべき理由
①掃除が簡単。
巻き蓋の最大の欠点はカビが発生しやすいことです。
その理由は巻き蓋の置き方にあります。
多くの人は巻き蓋を濡れたまま、巻いたままで置いています。
濡れた蓋をぐるぐる巻きにしているわけですから、湿気が逃げにくくなります。
結果、巻き蓋はカビだらけになってしまいます。
一度カビだらけになった蓋は掃除してもカビやすくなってしまいます。おまけに巻き蓋の掃除はかなり手間です。(カビキラーの出番です)
断熱蓋は基本的に二枚か三枚の大きな板なので、掃除が簡単です。
カビてしまっても掃除が楽です。
②乾きやすい。
先の項目でも書いていますが、断熱蓋は二枚か三枚の大きな板です。置くとき、必然的に立てかけることになります。
板を乾かすときは普通、立てかけますよね?
自然と乾きやすい環境に置くことになります。
乾きやすいということはカビが生えにくいことにもつながります。掃除自体減ります。
③湯が冷めにくい。
断熱蓋は名前の通り、断熱性に優れた蓋です。
よって、浴槽の湯が冷めにくくなります。
追炊き機能付きの給湯器を利用しているときは燃料節約にもなります。
絶対冷めないなんてことはありませんよ?地球上で絶対はありません。
巻き蓋よりも断熱蓋にすべき理由は以上の三つが大きいです。
十年ぐらい前までの断熱蓋は重かったのですが、今では改良が進んだので力のない人でも片手で持てるくらいに軽くなっています。
重さが気になる方はいないと思います。