トイレは住宅で最も重要な設備です。
自分の体内から出たものを唯一流してくれるのがトイレです。
トイレ本体にあれば便利な機能をお伝えします。
(特定メーカーにしかない便利機能は省きます)
①ウオシュレット
これは当たり前すぎて、お伝えする必要がないかもしれません。
ですが、今でもかなりの数でウオシュレットを入れていなかったり使っていなかったりする人が多いです。(主に高齢の男性。よくよく聴くと、「怖くて使えない」のを「使う必要がない」と言ってごまかす人が多いです)
ウオシュレットの利点は多くありますが、なによりも大きい清潔感が得られることです。
そして、紙で吹く手間も少なくなりますのでお尻周りの擦れも少なくなります。
下痢気味、緩い便が出やすい、病気によって多く便がでてしまう方には救世主的な存在です。
そして、下着に便が付くという非常に汚い状況を防ぐことができます。
清掃性が気になる方が一定数いらっしゃいますが洗剤で清掃できます。
ウオシュレット自体の形、機能はどのメーカーでも同じように感じます。
そして、どのメーカーでも高い値段のものほど多機能で快適なものになっていきます。
②脱臭機能
ウオシュレットがついているトイレには大体ついている機能です。
トイレにて用を済ませた後、時間をおかずに入った人が気になるのが前に使った人の体臭です。
それを軽減するためにトイレを流した後、自動で脱臭機能が動く便座が多くなってきました。
前に使った人の臭さを気にすることが多く減る機能です。
月一ほどでフィルターの清掃が必要となります。
③節水機能
便器の進歩によって、一回のトイレで流す必要のある水量は年々減っています。
20年以上前は小で6ℓ、大で12ℓは流していました。
現在は小で4ℓ、大で5ℓか6ℓほどとなっています。
トイレを使う人が多い、使用回数が多い人ほどこの機能は有利に働きます。
節水機能は便器形状によって決まります。
節水機能が高い便器は値段が上がっていきます。
④リフトアップ機能
トイレメーカーはどこがいいのか?でもお伝えしていますが、便座が浮き上がるリフトアップ機能はトイレ清掃を重視している方には非常に魅力的です。
実はトイレで最も汚れるのは便器と便座の接する部分や、便座の奥です。
跳ね返った便がくっついていることが非常に多いのです。
リフトアップ機能を使うことで掃除しにくいところも掃除できますし、見えないところは結局汚いというのを解消できます。
リフトアップ機能がなくとも、便座を外して清掃できるタイプのものもあります。
私もトイレ掃除をしますので、このリフトアップ機能は非常に便利です。
見えないところも綺麗にすることで福の神がやってきます。
⑤自動開閉機能
人を検知すると自動で蓋が開くものです。
お年寄り、病中、病後、手が使いにくい状況の方 等に非常に便利です。
蓋を開けっ放しでトイレから出た場合、自動スイッチがONになっていれば数分で蓋が閉じます。
⑥温風機能
お尻にめがけて温風を出す機能です。
ウオシュレットを使用後、濡れたお尻を拭く手間を省くと同時に紙を節約できます。
トイレの使用人数が多いほど便利な機能です。
自動開閉機能が付いているならほぼ一緒についてくる機能です。
以上、トイレで便利なお勧め機能でした。
トイレ交換を考えているお客様は自分にとってどれがあれば快適にトイレを済ませられるか?
の参考になれば幸いです。