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家庭用200Vで動く設備

⑫電気・ネット

 家庭内で使用する電気機器類は主に100Vで動いています。
 ですが200Vでないと動かない機器があります。
 200Vで動く機器(いわゆるハイパワー家電)はどういうものがあるかをお伝えします。
 100Vで動作する機器もけっこう混ざっていますが、そのときは100Vタイプと200Vタイプの違いをお伝えします。

①IHクッキングヒーター

真っ先に思い浮かべられるであろう200V機器です。
火を使わないので安全性が高く、ガスレンジのようにゴトクを使わないので掃除がしやすいのが特徴です。
実は100VタイプのIHもあります。100Vタイプは基本的な火力が弱くて熱されるのに時間がかかりますし電気料金が200Vより高くつきますのですすめません。


②エコキュート

高性能型電気温水器と表現したほうが想像しやすい給湯機器です。(電気温水器にも200Vタイプがあります)
今や新築物件に取り付けられる給湯器ははほぼこれです。
補助金の対象にもなりやすいので、おすすめとしてあげられやすい機器でもあります。


③エアコン

大きい部屋(12畳ぐらいから)には100Vよりも200Vのエアコンを入れるべきです。
基本パワーと請求される電気料金が違います。そして基本機能に便利なものが多いです。


④電気式床暖房

100Vでも動作するのですが、200Vのほうがヒーターを多く接続できるので同じ電気料金で広い面積を温められます。

⑤EV用コンセント

日本でのEV普及は始まったばかりですが、今後は増えていくであろうと思います。
個人的には街乗りや観光地にはEV、多少の遠出や輸送にはガソリン車やディーゼル車が使われるようになっていくのではないか?と考えます。

⑥浴室換気扇

100Vタイプもありますが、エアコンと同じく200Vのほうがパワーが大きくて高性能です。
例えば、浴室内を温風で暖めるのに100Vは10分以上かかりますが200Vは5分あれば暖まります。(室内を15℃あげる場合)


⑦洗濯乾燥機
 エアコン、浴室乾燥機と同じです。
 時短を考えると200Vタイプのほうが便利です。

 200Vで動く電気機器類は主に上記したものとなります。
 こうして見ると、絶対に200Vが必要とされる機器は少ないですね。ですが、100Vと200Vでは基本的な性能差が大きく、結果として電気料金が安く済むものが多いです。

 IH、エコキュート、EVコンセント導入を考えているなら絶対に200Vを導入すべきでしょうがそれ以外なら絶対に導入を考える必要はないかもしれません。



 
 

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