日常生活にPCが必要不可欠なものとなってます。
かつて「PC=根暗オタクのおもちゃ」と扱われ、PCをいじっているだけでバカにされたものでしたが、今やPCを使えない人のほうがバカにされる時代となりました。
今回はPCルームを作るときに考えると良いこと。をお伝えします。
①コンセントを増やす。
PCやその周辺機器は電気で動きます。
それらの機器に電気を供給するために電源タップから複数の機器に電気を供給している。いわゆるタコ足となっていることが多くあります。
ひどいときは電源タップに新たな電源タップをさしこんで、タコ足からタコ足を作っているときもあります。
これが実によくありません。
多くの機器に電気を供給する場合、供給元となるコンセントには常時多くの電気が流れることになります。そして、電気が多く流れると熱が発生します。
熱が過大に発生すると、最悪、火事を起こしてしまうことがあるのです。
(火事にはならなかったけど、コンセントが焦げている現場を何度か見たことがあります)
熱と火事を防ぐために、コンセントは多くしましょう。
一つの壁面に、最低4口はコンセントがあるのがいいと思います。
そして、可能であればPCルーム用の電源を分電盤に増設しましょう。
②換気の良い配置をする。部屋の隅にはPCを置かない。
PCは常時、室内の空気を吸い込んで内部を冷却します。
(CPUなど、特殊な部品には水冷ユニットがあります)
PC内をしっかり冷やすには吸い込む空気が綺麗であること、同じ空気を吸い込み続けないことが重要です。
なので、PCは綺麗な空気が巡ってくる換気の良い場所に置きましょう。
PCに綺麗な空気が届くよう、家具を配置しましょう。
部屋の四隅など、空気がとどまりやすい場所には置かないようにしましょう。
壁へのビタ付けはやめましょう。
空気清浄機があるなら、使いましょう。←これ、すげえ大事。
PCの内部クリーニングをしなくていいわけではないのでご注意を。
③防音を考える。
PC作業に夢中になると発生しやすいのが騒音です。
大音量で映像やゲームを流したり、話し合いに夢中になって大声になってしまったり、大騒ぎしながらゲームをしたり……等々。
騒音というのはかなり遠くまで届きます。
周囲に迷惑とならないよう、自分のカッコ悪いところを知らせないようにするためにPCルーム内は極力、防音機能を施しましょう。
窓が薄いなら内窓を入れ、壁下地に防音シートを施しましょう。
防音がしっかりしていればエ(P–!!)動画も見放題です。(性少年には非常に重要なことです。見ているときにPCルームに家族が入って来たら何とかごまかせ。そこまでは面倒見切れない)
④LANコネクタを増設する。
今のPCはインターネットに繋いでいるのが大前提の設計がなされています。
無線、有線のどちらかでネットにつながっているのが普通ですが、オンラインゲームや動画配信、視聴など、データが途切れないことが重要なことを行う場合は有線接続のほうが有利です。
無線だと途切れ気味なネットが有線にしたら途切れなくなった例もあります。
LANケーブルが配線できるなら、LANコネクタを増設してしまいましょう。
⑤椅子にこだわる。
PCに夢中になると長時間座りっぱなしとなることが多いです。
座りっぱなしだと肩こりやお尻がこってきます。
特にお尻のこりは腰痛や下半身全体のだるさ、冷えなどを誘発するのできついです。
ここで重要になってくるのが椅子です。
上等な椅子は長時間座っていても下半身が疲れにくく、集中力を切れにくくしてくれます。
定番中の定番ですが、アーロンチェアがお勧めです。
25万円ぐらいするけど、長時間座りっぱなしな仕事をする人の多くに選ばれている実績があります。
⑥机にこだわる。
椅子と同じように大事なのが机です。
PC以外の周辺機器を置いたり、PC関連以外の作業をしたり、趣味をしたりと、机はPCのこと以外でも重要な役目を果たします。
机そのものの幅、奥行き、高さは申し分ないですか?
机の色は自分が気に入っている色ですか?
考えている机の使い方のすべてが同じ机の上でできますか?
机周囲に置くつもりのものは置けますか?
追加の灯りは必要ですか?不必要ですか?
掃除はしやすいですか?
とにかく、机に関することはいっぱい考えてください。
その中で、重要なものを全て満たせる机があればそれをご利用ください。
無いときは重要なことを5つぐらい満たせる机を探してみましょう。
私個人の意見ですが、
一つの机で多くのことをこなしたいのなら、大きなテーブル型の机が有効です。
ぶっちゃけ、事務机ですね。
「なんだ、つまんねえなあ」という意見はあるでしょうが、私にとってはシンプルなものが一番でした。
以上、PCルームを作る際の助言でした。